東小金井駅前メンタルクリニック

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統合失調症

Schizophrenia

統合失調症とは

統合失調症

統合失調症は幻聴や被害妄想、奇妙な言動、思考形式の障害などの症状がみられる病気です。
統合失調症は10代後半から20代にかけての比較的若い時期に発症することが多いですが、まれに40代以降でも発症します。症状はゆっくりと潜行性に現れますが、急に発症することもあります。病初期には漠然とした不安感などの症状しか現れないことがあります。日本では約0.7%の人が統合失調症を発症すると報告されています。統合失調症の原因は解明されていませんが、ドパミンなどの脳内の神経伝達物質の調節機能の変調が関与していると推測されており、発症および経過には心理社会的ストレスも関与します。

統合失調症の症状
  • 顔の見えないあるいはその場にいない人の声が聞こえる(幻聴)
  • 人から見られていると感じる(被注察感)
  • 監視されている、隠しカメラで撮られている、盗聴されているなどと思い込む
  • 周りの人たちから被害を受けている(被害妄想)
  • テレビやラジオで自分に関係することが話されている(関係妄想)
  • 自分の考えが人に伝わってしまう(考想伝播)
  • 誰かにあやつられていると感じる(させられ妄想)
  • 人を避けて閉じこもる、引きこもる、自閉的になる
  • 慢性期の症状として意欲減退、無関心、感情の鈍感さ

統合失調症の治療

統合失調症の治療には、薬物療法、患者さんの心理・精神面をサポートする精神療法、社会復帰のためのリハビリテーションなどを行ないます。薬物療法では幻覚妄想などの症状を抑える抗精神病薬を用います。その他、症状に応じて睡眠薬、抗不安薬なども使用します。統合失調症では発症早期の数年間が病気の予後を決める重要な時期です。発症してから治療が開始されるまでの期間が長ければ長いほど、その予後が不良となり、発症後の早い時期に適切な治療をすることでその後の長期的な経過が良くなります。また、症状が良くなったからとすぐに薬をやめてしまうと症状が再発、再燃することがあります。薬物療法を続けることで再発率は約5分の1に低下するので、治療を継続することが重要です。
薬の減量や中止は主治医と相談しながら決めていきましょう。

社会復帰のためのリハビリテーションとして作業療法や生活技能訓練なども行います。また、統合失調症の方はできるだけストレスの少ない環境を維持することも大切です。

参考文献
1)カプラン臨床精神医学テキスト
2)精神保健福祉白書2013
3)CD-10精神および行動の障害 臨床記述と診断ガイドライン
4)DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル

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